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38物語 第3話 第1回
どうも、西野です。
最近ペットのクモ達が立て続けに脱皮しまして、その成長ぶりに喜びを隠しきれません。
めっちゃかわいい。
やっぱり生き物はいいですね。

さて、38物語も第3話ということで、ちょうど折り返し地点に入りましたね。
今回は【西野・渡辺・薄葉・清水】の4人でお送りします。
一体どんな物語になるんでしょうか。
では、スタート!



遥か彼方の銀河系に、とても地球と似ているが、科学技術がとても進んでいる星があった。
その星の辺鄙なところにある小さな山の上に、おじいさんとおばあさんが住んでいた。

おばあさんはごく普通に暮らしていたが、おじいさんは家の地下でなにやら作業をするのが日課となっていた。
ちょっと変わり者のおじいさんではあったが、2人はとても仲良く暮らしていた。

ある日のこと。

「じいさん、ご飯が出来ましたよ。」
「じゃあ飯にしようかのう。」

いつもとなんら変わりない、平和な一日。
そう思っていた矢先。

ドン!

勢い良く玄関が開けられ、黒尽くめの男たちが侵入してきた。

「なんじゃなんじゃ!」
突然の事態に、混乱する2人。

すると、男の1人が話し始めた。
「ここの土地を使い、新しく事業を始めようとしている御方がいらっしゃるのでな。早々に退去してもらおうか。」

「そう言われて、出て行くものがおるわけないじゃろう、なぁばあさんよ。」
「そうですねぇ、じいさん。」

「手段は問わないと言われている。やれ。」
「はっ」

黒尽くめの男たちはおじいさんを羽交い絞めにし、殴りかかった。

「な、なにをするんですか、やめてくださいな!じいさんが死んでしまいます!」
おばあさんが必死に止めに入るが、男たちはやめない。

「殺しはしない。ただ、ここを出て行かなければどうなるか、良く考えるんだな。
今日はここまでだ。行くぞ。」

散々殴ったあと、男たちは家を出て行った。

「じいさん!大丈夫ですか?」
「な、なんとか生きておるようじゃよ、ばあさん。」
「良かった・・・。でも、もうここを離れるしかないんでしょうかねぇ・・・。」
「・・・。」

長い沈黙が続いた。
2人とも、長い間暮らしてきたこの場所を離れたくは無かった。
ここには2人の思い出がたくさん詰まっている。
しかし、拒否すればおじいさんの命はない。
おばあさんが諦めかけた、その時だった。

「ばあさんよ、わしは決めたぞ。」
「ここを去るのですか?」
「いや、奴等に復讐するのじゃよ。」
「復讐って、こんな老人2人でどうやるんですか?冗談はよしてくださいな。」
「いいからばあさん、ついて来るんじゃ。」

おじいさんはおばあさんを地下へと連れて行った。

長い長い階段を抜けると開けた場所が。
なんとそこには巨大な人型のロボットがあった。

「これは!?」
「ふふ、ばあさんよ、驚いたようじゃな。わしがつくったんじゃよ。」
「毎日毎日地下で作業していると思ったら、こんなものを・・・。」
「最初は遊びで作っていたんじゃが、まさか使うことになるとはの。」
「これ、動くんですか?」
「もちろんじゃ。武装も完璧じゃよ。それに2人乗りじゃ。ばあさんにも手伝ってもらうぞ。」
「あらまぁ。でもあいつらの居場所がわからないんじゃないでしょうかねぇ。」
「さっき捕まったとき、とっさに通信機をつけておいたわい。こいつのレーダーで追えるはずじゃよ。」
「さすがじいさんですねぇ。」
「まずはあいつら、その後黒幕を倒しにいくぞい!」

操縦席に着く2人。
その姿はもはやか弱い老人ではなく、勇ましい戦士だった。

―復讐が始まる。


(続く)
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2014/10/18 | 38物語 | コメント(-) | トラックバック(0) | page top↑
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