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守備のカナメ
こんばんは!
本日の担当は湯澤です。
先日、宮本ゼミの来年度の入室者、つまり、宮本ゼミ6期生のメンバーが確定しました!
自分のゼミ試からもう二年も経ったんですね・・・光陰矢の如し・・・(しみじみ)
来年度になれば、彼らのホームページやブログが、順次立ち上がると思います。
少し先の話ですが、乞うご期待!



さて、いきなりですが、本題に入ります。
僕の卒業論文のテーマは『野球漫画において遊撃手の描写はどのような変遷をたどったのか』です。

遊撃手とは、野球のポジションの一つで二塁と三塁の間を守る内野手のことを言います。英語では「ショートストップ」と言い、それを縮めて、ショートと呼ばれる事が多いです。
Baseball_Position.png


多くのプレーに関係し、ボールに触れる機会が多いポジションで、チームで一番の守備の上手い選手が守るポジションとされています。
守備における要のポジションで、とても目立つポジションです。

文章で説明してもわかりづらいと思うので、ここで、動画を一つご覧ください。


この動画は僕が大好きな元千葉ロッテマリーンズ・小坂誠選手の動画です。華麗な守備ですよねー。
遊撃手は守備で目立つカッコ良いポジションということがわかっていただけたかと思います。


さて、卒論の話に戻ります。
僕は、小さい頃から野球漫画が大好きで、よく、「俺的野球漫画ベストナイン」といった妄想をするのです。
ピッチャーはH2の国見で、キャッチャーはドカベンで、ファーストは巨人の星の花形、セカンドは・・・と行った具合です。

あだち充縛りや、90年代の作品縛りなど、あらゆるパターンのベストナインを妄想するのですが、毎回、悩む事があります。

それは...遊撃手が決まらないのです。
他のポジションに比べて圧倒的に、良い選手が少ない気がします。

例えば、水島新司先生の代表作『ドカベン』の明訓高校の内野陣には二塁に殿馬、三塁に岩鬼と野球漫画を代表するような個性的なキャラクターがいます。
しかし、遊撃の選手はすぐには思い出せません。(※個人の感想です。)
他の作品を見ても、同じ内野手の二塁手や三塁手には絞りきれないほど良い選手がいるのに、遊撃手だけイマイチパッとしません。(※個人の感想です。)

現実の野球では、花形ポジションとされているのに、なぜ野球漫画ではパッとしないんだろう?という疑問がこの論文の出発点でした。

そこで、まず、野球漫画の先行研究として、夏目房之介さんの著書、『消えた魔球』と米沢嘉博さんの『戦後野球マンガ史』という本を読みました。

この二冊に書かれていたことをまとめると、以下のようになります。

野球漫画には1960年頃から「魔球」という要素が導入され、その頃の野球漫画は魔球を投げる投手とそれを打ち返そうとする打者の1対1の戦いを主題としていた。
しかし、70年代以降、「魔球」は野球漫画から姿を消し、投手対打者の1対1の戦いから、チーム対チームの9対9の戦いを描くものへと変わっていった。

これを受けて、僕の論文の仮説はこのようになりました。
『野球漫画がチーム同士の戦いを描くものに変化しているため、守備の要である遊撃手の守備の描写は時代を追うごとに増えている』

この仮説を検証するために、野球漫画の中で、遊撃手が守備をしている場面、つまり、守備時に遊撃手がボールに触れている場面を調査しました。

①その場面の遊撃手は誰なのか
②どのような打球なのか
③試合状況(対戦チーム、イニング数、アウトカウント、ランナーの有無)
④どの巻のどのページに登場するのか
以上が調査項目です。

また、野球漫画は世の中に溢れているため、野球漫画で講談社漫画賞などの賞を受賞している作者の野球漫画作品に絞り、21作品を調査対象としました。

調査はまだ、完全には終わっていないのですが、ここまでの調査では、だいたい仮説通りの結果となっています。

中でも、遊撃手の好プレーの描写の多様化、遊撃手が絡むダブルプレーの増加と打たせて取るタイプの投手の増加が目に付いています。

もちろん、中には例外もあるのですが、遊撃手の守備の描写は確実に増え、多様化していると述べることが出来そうです。

つらつらと書いていたらとても長くなってしまったので、このあたりで失礼します。
続きは論文と卒論発表会で!!
なんとかそこまでこぎ着けますように……(祈り)

最後まで読んでくださってありがとうございました!!
湯澤がお送りしました!


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2014/12/04 | 卒論日記 | コメント(-) | トラックバック(0) | page top↑
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